「感角」 

  って?

感角とは、今まで大切にしてきたもの、すでに知っていたはずのものが、ある瞬間まったく新しく映ることです。

そのもの自体が変わったのではありません。
あなた自身が変わったのでもありません。

ただ、これまで存在すら知らなかった角度から、ふいに見えてくるのです。

それが、「感角」です。

あなたが求めているのが
アイデアでも、仕事でもなく
「あなたそのもの」なら

人生に向き合うとき、急いで触れることはできません。

焦れば、かえって傷つけてしまう。

だから私はセッションをゆっくり進めます。

時間がかかるのは「無駄」ではありません。

必要なだけの時間をかけることで、ようやく自分だけの
「感角」が姿を現します。

それは一瞬で手に入るものではなく、注意をそそぎ続けた先に訪れるものです。

あなたにだけ、集中を向けます。

それがこのセッションの価値です。

申し込みの前に、感角セッションの実例を一部ご紹介しています。

あなたが自分自身ではなく
「自分がつくり出したもの」に
明確さを求めるなら

デザイン、提案、ビジョン。

それは大切かもしれません。

けれど「あなたそのもの」ではありません。

だからこそ、違う姿勢で臨めます。

この相談では、静かな解体を行います。

強く押すこともあります。

それは攻撃ではなく方法です。

感覚のズレが浮かび上がるまで、ひとつずつ丁寧に示します。

「あなたそのもの」を背負うわけではないので、速度は上がり、負担は軽くなります。

ここで探すのは「明確さ」です。

これが感角ブランディングの形です。

マッテオについて

マッテオ

マッテオ

あなたと向き合うのは、私です。

私は答えを用意しません。
それは私自身の「角度」を押しつけることになるからです。

イタリアでイタリア人の余計な言葉に隠されている意味。
日本で日本人の抑制された無言に隠されている意味。

私が行うのは、「想像以上に気づく」ことだけ。
私が感じたことを素直に言葉にします。

常に耳を澄まし、言葉にされなかったものを見つけ、言葉にする。
それが、私があなたに提供できるものです。

感角セッションは
何?価値とは?

私たちは日常的に、「答えをもらうためにだけ聞かれる」ことに慣れています。会話には目的があり、最後にはアドバイスが待っている。

でも、感角セッションは違います。

沈黙を埋めるのではなく、滞っていたものが自分のリズムで姿を現すのを待ちます。

だからこそ価値があります。

もし対象が「アイディア」や「仕事」であれば
感角ブランディングがふさわしいかもしれません。

感角セッションの申し込みはこちら

感角セッションの例

「ちゃんと話しているのに、伝わってない気がする」という
悩みを持った方の感角セッションの一部です。

Client Bear

足音はしない。

入ってきて、座る。手は静か。片足だけが動いている。

笑顔——早い。すぐに消える。

視線が落ちる。

どう言えばいいのか、正直まだ分からないんですけど……なんか、ちゃんと話してるのに、伝わってない気がして。

声は整っている。

けれど、どこか、待っている音。

それは、誰にでも一度は起こることだと思って、ここに来たんですか?

それとも——これは、あなただけのことだと思って?

Consultant Bear
Client Bear

少しだけ動く。椅子の端を触れる。

確認するように。

たぶん……どっちも、あると思います。

言い切る前に、声の速さが変わる。

こういう感覚って、誰でも一度は経験するのかもしれないって、頭では思ってるんです。でも、自分の中では、それが…ずっとある、っていうか。もう、普通になってる感じがあって。

最後の一言だけ、少し速い。

驚いたように。

だから、 “よくあること” みたいに扱われると、安心するはずなのに、逆に、ちょっと苦しくなるんです。

顔は上げない。

肩が一度だけ下がる。

呼吸が浅い。守っているわけではない。

——ただ、疲れている。

それが “誰にでもあること” だとしても、今の言い方は、 “あなただけ” の感覚に聞こえました。

だからこそ、それが “あなたらしさ” かもしれません。

その言い方、安心をくれるものでしょうか? それとも、逆に、少しつらく感じますか?

Consultant Bear
Client Bear

首がわずかに傾く。

ゆっくりと、口が開く。閉じる。

数秒——止まる。

……ああ、なんか……そう言われると、変な感じがしますね。

しばらく黙る。

次の言葉が来る前に、肩が小さく揺れる。

正直に言うと……少しだけ、腹が立つかもしれません。

声は保たれている。でも、内側に何かが当たったような音。

“特別” って言葉が、昔からちょっと苦手で。特別にされた瞬間に、距離ができる感じがするんです。わたしが “こう” なのは、たぶん…ただの癖とか、工夫とか、そういうものの積み重ねで。

手がほどける。すぐまた、重ね直す。

落ち着かせるためではない。保持するため。

でも、そういうのって、 “自分” じゃないですよね。本当は、どれが自分だったのか、もう分からなくなってるんだと思います。

声が少しだけ細くなる。

壊れていない。

でも、音の奥が見えてしまう。

今、 “自分” という言葉が出ました。

その言葉を探る前に、一つだけ聞かせてください。

“輪の外” に置かれる感覚を、さっき使いましたね。

それは、ただの例えですか?

それとも、もっと大事な意味がありますか?

Consultant Bear
Client Bear

一拍、早く返る。

言葉を遮るわけではない。理解が先にあるだけ。

目が合う。長く保つ。

……あれは、例えじゃないです。

声は変わらない。でも、質が違う。

“輪に入っていない感じ” って、小さい頃からずっとありました。

母音がわずかに硬い。

けれど割れない。

別に仲間はずれにされたとかじゃなくて。ただ、いつも…少しだけ、間があるというか。

親指がもう片方の手のひらに触れる。止まる。

たぶん、自分でもそこに “居ない” ようにしてたのかもしれません。輪の中にちゃんと入ったら、自分が変わってしまう気がして。

一度だけ鼻から息が抜ける。

笑っていない。けれど、長く言わずにきたもの。

今、あなたはその子どもじゃありません。

でも、大人になって覚えたやり方の中に、子どもだったら “不必要だ” と思ったこともあります。

もし、その子が “これは違う” って言ってきたら——

あなたは、それを認めますか?

それとも、 “言わないで” と止めますか?

なぜ、そうしますか?

Consultant Bear
Client Bear

姿勢が少しだけ硬くなる。

それでも笑う。

……それ、すごく嫌な質問ですね。

笑いは押し返すもの。拒絶ではない。

でも……たぶん、ちゃんと聞かなきゃいけない質問なんだと思います。

前傾。肘が膝にかかる。手を組む。

もし、その子が、 “それはあなたらしくないよ” って言ったら……最初は、『分かってるよ』って、ちょっと笑ってごまかすかもしれません。

手が一度だけ動く。空気をなぞる。

でも、その後、黙ると思います。黙って、自分の中でこっそり、それを消そうとするかもしれない。

声が少しだけ細くなる。でも、形は崩れない。

指をさされるのが怖いんじゃなくて、 “それが自分じゃない” って気づくのが……恥ずかしいんだと思います。

体が背もたれに預けられる。

ようやく、何かを置いた。

その “恥ずかしさ” について、もう少し聞かせてもらっていいですか?

それは、外から来たものだと思いますか?

つまり、人がいなければ感じなかったものですか?

それとも、自分の中にあるものですか?

誰もいなくても、同じように感じたと思いますか?

もしそうなら——その恥の出どころは、 “今のあなた” ですか?

それとも、 “あの子” のほうですか?

Consultant Bear
Client Bear

言葉の前に、間。

一つ一つ、噛み砕くように。

……外のせいにしたい気持ちは、たぶんあります。

声は遅い。重さを持っている。けれど、迷いはない。

“社会がこうだから” とか、 “周りが期待してるから” って、言ってしまえば…楽ではないけど、分かりやすくなるから。

目線が落ちる。手の中にある指先をなぞるように。

でも、本当のところは……誰もいなくても、たぶん同じように恥ずかしいと思うんです。

数秒の静けさ。

音のない肯定。

その子が、 “これ、本当は好きじゃないでしょ?” って言ってきたときに……自分でもうっすら、気づいてたのに、それを無視してた自分がいるから。

体は動かない。

でも、空気が変わる。

それが、いちばん恥ずかしい。知ってたのに、見ないふりをしたってこと。

“恥” という感情は、私たちが危険を避けるために持っている大事な感覚です。

でも、それが強すぎると、自分自身を溺れさせてしまう。

今回、あなたからその言葉が最初に出たこともあって、私はもっと聞いてみたいんです。

恥は、あなたにとって何を助けてくれましたか?

あの子がいるとしたら——その子は、恥のどこを “役に立った” と言うと思いますか?

Consultant Bear
Client Bear

目がわずかに見開く。驚きではない。認識。

……それ、考えたことなかったです。

背もたれに少し体を預ける。

重みが移る。

“恥ずかしい” って、いつも避けるべきものだと思ってたから。なにか役に立ってるなんて……

瞬き。一度。

そのあと、呼吸が深くなる。空気が変わる。

でも、もしあの子が何か言うとしたら…… “あれがあったから、人の顔色を読むようになったね” って、言うかもしれません。

口元が引き締まる。考えている顔。

“先に察すること” とか、 “自分をちょっとずつ調整すること” とか、そういうのは……全部、恥ずかしくならないようにって思ってやってきた気がします。

目線が上がる。遠くではない。柔らかい焦点。

だから、恥って……わたしを “合格ライン” に押し上げてくれたのかもしれないです。

声には、苦味がない。

どこか、静かな感謝すらある。

もし私の理解が合っていれば……

あなたにとっての “恥” は、無理やりではなく、

“空気を読めるようになるための先生” のような存在だったのかもしれません。

でも同時に——みんなの前であなたを馬鹿にする先生でもあった。

そういうふうに感じたことは、ありますか?

そしてもしそうなら—— “恥” が怖くなったのは、

その先生に合わせるために、自分を手放した瞬間ではありませんか?

Consultant Bear
Client Bear

まぶたが一度だけ閉じる。

意識ではなく、整える動き。

その言い方……すごく嫌なんですけど、合ってると思います。

息がひとつ。

ため息ではない。

ただ、息が通った音。

“静かで賢い教師” っていうところ、すごくしっくりきます。なんか…ちゃんと見てくれてる感じがして。

声に少しだけ柔らかさが入る。

でも、 “みんなの前でバカにする先生” っていうのも、分かります。分かりすぎて……言葉に詰まりそうなくらい。

頭がわずかに傾く。

音の背後を聞いているような姿勢。

本当は、その教師に怒りたかったんだと思います。 “どうして自分を捨てなきゃいけないんだ” って。でも……怒る代わりに、黙って自分を減らしていったんでしょうね。

顔に表情はない。

でも、静かに一致している。

“違う” と感じていたのに、合わせてしまったとき——怒りが出るのは、そのずれに気づいた証かもしれません。

あのとき、 “先生” に怒るほうが、自分の痛みよりマシだったんですよね。

だから、自分を小さくして、なるべく感じないようにしたんだと思います。

昔は大事だった “教え” も、今はもう、毎日やらなくていいことってありますよね。

たとえば筆算みたいに——できるけど、もう必要じゃない。

あなたの中にも、そういうものがあるかもしれません。

Consultant Bear
Client Bear

動かない。

でも、動かないことが “内側で動いている” 証拠になる。

声は静か。でも、閉じていない。

真実が抵抗をやめた音。

……はい、それは……すごく分かります。

体全体で、目立たずうなずく。

同意ではなく、内面の収まり。

怒りって、 “違う” って言える感覚ですよね。でもその “違う” を言う前に、自分の気持ちのほうを直そうとしてたんだと思います。

かすかに微笑む。

演技じゃない。反射のように——ふっと抜ける息のように、出た。

長い割り算……そのたとえ、変にリアルですね。

視線が上がる。

遠くもなく、下でもなく、逸らさず。

——ただ、ここにいる。

確かに、 “できるけど、もうやらなくていい” って、感覚……今まで、そういう風に考えたことなかったかもしれない。

そういう “昔は必要だったけど、今はやらなくていいこと” ……他にも、まだある気がします。

声は希望じゃない。

でも、何かをもう背負っていない。

私たちには、まだ時間があります。

そういうものを見分ける力が、今のあなたには必要かもしれません。

でも——全部をいっぺんに見つけなくていいんです。

Consultant Bear
Client Bear

小さく笑う。

笑いというより、安心が抜ける音。

…… “全部を今やらなくていい” って、言われるの……ちょっと泣きそうになりますね。

目は潤んでいない。でも、奥にあったものが少し流れたように感じる。

たぶん、自分に対してずっと “早く気づいて、早く直して” って、急かしてたから。

前傾。両腕が膝にかかる。手は開いたまま。

何も持っていない。もう、握ってない。

でも、 “今すぐじゃなくていい” って、言われるだけで……なんか、やっと呼吸がちゃんとできる感じがします。

長い間。

静寂は、不安ではない。満ちている。

それはたぶん、今この場でやるっていうよりも…… “やっていいんだよ” って、言ってもらえたことで、もう半分くらい癒された気がします。

背もたれに体を戻す。

離れていない。ただ、ここにいる。やっと。

“やっていい” って、自分に言えるはずだったんです。

でも、それができなかった理由が、どこかにある気がします。

それを一緒に見てみませんか? “どうして言えなかったのか” を。

Consultant Bear
Client Bear

静か。

でも、空気がほんの少しだけ冷える。

怒りではない。ただ、深いところに届いた証。

……それ、ずるいですね。

体を動かさず。

でも、口元がわずかに引き締まる。

“自分の人生なんだから、自分の許可で動けるはず” って……それ、正しいと思います。すごく正しい。でも、 “正しさ” って、苦しいです。

深く吸って、静かに前へ。数センチ。

言葉を選んでいる。礼儀ではなく、真実のために。

じゃあ、 “最初から許可があった” のに使わなかったのはなぜかって……それは、 “使ったときにどうなるか分からなかったから” だと思います。

声は揺れない。

けれど、どこか手放した響き。

使ったときに、誰もそこにいなかったら? 何も変わらなかったら?  “あれ?これが自由?” ってなったら……たぶん、怖かった。

首がわずかに横に動く。否定ではない。

——ため息にも似た肯定。

だから、許可がなかったんじゃなくて、 “その許可が本当に意味を持つのか” が分からなかった。たぶん今も、ちょっと分かってないかもしれません。

息を吐く。深く。穏やかに。

部屋が少し広くなったような気がする。

本当のことって、いつも軽いわけじゃないですよね。

だから、抱えたまま、見ないようにすることもあると思います。

でも私は、 “いつも正直でいてください” とは言いません。

ただ—— “許可” って、誰かからもらうものじゃなくて、

本当は、自分の中から出るものなんです。

それがまだ出なかった理由、いっしょに見てみたいと思います。

もしかしたら、それが見えたとき……

あなたは、自分の場所に、戻れるかもしれません。

Consultant Bear
Client Bear

まったく動かない。

でも、空気が明らかに変わる。

静寂は、やさしく膨らむ。

……なんか今、すごく静かに……胸の奥で音がした気がします。

手が頬に添えられる。隠すためじゃない。

つなぎ止めるため。

“生きたい人生を作る” んじゃなくて、 “望んでなかった人生を続けることに慣れていた” って……言われた気がしました。

手が戻る。目線が合う。

探していない。待っていない。——ここにいる。

“自分に許可する” って、言葉では何度も聞いたことがあって。でも……今みたいに、その背景の静けさまで含めて受け取ったのは初めてかもしれません。

……今日はここまででいい気がします。まだ、頭が追いついてないけど……心がちょっと前に出た感じがしてます。

呼吸が通る。軽くはない。でも、本当だ。

演技はもうない。受け取られようとはしていない。

ただ、そこにいる。

お申込みの方には、こちらからいくつかの候補日時をご案内します。

無理のないタイミングで、返信いただければ大丈夫です。

 ほどなく、返信します。